カサ・デ・ロス・アゾレス、カラフルなタイルと歴史の息吹!

メキシコの都市はそれぞれ独特の魅力を持っていますが、その中でも「カンポ」という街には、歴史と文化が交錯する魅力的な場所がたくさんあります。今回は、カンポを訪れるなら外せないスポット、カサ・デ・ロス・アゾレスを紹介しましょう。
この建物は、18世紀に建設されたコロニアル様式の邸宅で、現在は美術館として公開されています。その最大の特徴は何と言っても、鮮やかな色使いのタイル装飾でしょう。壁一面を覆うタイルには、幾何学模様や植物、動物など、様々なモチーフが描かれており、まるで絵画のようにも見えます。
歴史を刻んだ美しい建築:カサ・デ・ロス・アゾレスの内観
カサ・デ・ロス・アゾレスの内部は、豪華な装飾と歴史を感じさせる空間が広がっています。中庭には噴水があり、その周りにはアーケード状の回廊が設けられています。部屋ごとに異なるテーマで装飾されており、まるでタイムスリップしたかのような気分にさせてくれます。
部屋 | テーマ | 説明 |
---|---|---|
応接室 | バロック様式 | intricately carved wooden furniture, ornate chandeliers |
寝室 | ロマンチック | delicate floral patterns on the walls and ceiling, four-poster bed |
図書館 | 古典的 | floor-to-ceiling bookshelves filled with ancient texts, antique globe |
特に目を引くのが、2階の「音楽室」です。ここでは、当時の楽器や楽譜が展示されており、当時の音楽文化に触れることができます。窓からはカンポの街並みを一望でき、静かな空間で音楽を聴きながらゆったりと過ごすことができます。
芸術の宝庫:カサ・デ・ロス・アゾレスの所蔵品
カサ・デ・ロス・アゾレスは、美術館としても重要な役割を果たしています。ここでは、メキシコの伝統的な絵画や彫刻、陶器など、様々な美術作品が展示されています。特に有名なのは、18世紀の画家、ホセ・マリア・アルティガスによる「聖母マリア」の肖像画です。
他にも、カンポの街の風景を描いた絵画や、先住民文化を表現した彫刻など、見どころ満載です。美術作品の解説はスペイン語と英語で行われているので、英語が話せれば理解しやすいでしょう。
カサ・デ・ロス・アゾレス:訪れる上でのヒント
- 入場料: 大人50ペソ、学生25ペソ
- 営業時間: 火曜日から日曜日、10:00 - 18:00 (月曜休館)
- アクセス: カンポの中心部から徒歩10分程度
カサ・デ・ロス・アゾレスは、歴史と芸術が凝縮された魅力的なスポットです。カラフルなタイル装飾や豪華な内装、そして貴重な美術品の数々は、訪れる人々に忘れられない思い出を与えてくれるでしょう。カンポを訪れる際には、ぜひカサ・デ・ロス・アゾレスに足を運んでみてください。
さらに知りたい方へ:
- カンポ観光局のウェブサイト: https://www.visitcampo.com/
- カサ・デ・ロス・アゾレスの公式ウェブサイト: https://casadelosazores.org/